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前回、「結婚指輪が出来るまで」のページで、「甲丸」という指輪のデザインを作りましたが、
今回、ほんとの板の地金をクルッと巻いただけの、ごくシンプルなデザインの「平打ち」と言われる指輪を作ります。
そして、今回作る平打ちは、リングサイズが17号、幅3.3mm、厚み1.3mmの指輪を作ります。 |
平打ちの指輪の製作工程
上の画像をクリックすると動画が見られます↑
まずはいつもと同じように地金を熱し、叩いて強くします。
ある程度叩いて強くなれば、今回は地金を平たくするため「ロール」と呼ばれる機械を使います。 |
上の右側の画像をクリックすると動画が見られます↑
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寸法を計りながら伸ばしていくのです。
ここではまだ寸法どおりにはしません。磨いたりした時に落ちる地金を計算しながら、その分だけ厚くするのです。 |
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さてさて、だいたいの寸法に伸ばした地金を、また熱して軽く叩きます。
そして、今回はプラチナで作っていますから、先に「Pt900」の刻印を入れます。

上から一回叩くだけで刻印は入りますよ。指輪の形が出来てから入れてもいいのですが、
その場合、手の力だけで入れることになるので、どうしても薄く入ってしまうのです。
指輪のように真円にし、これでほとんど出来上がり
今回驚いたのは、指輪としての形がもう出来てしまったことなんです。
考えてみれば、板をクルッと巻いただけなので当たり前なのですが、本当にそれだけなんですから(^^;) |
↓下の画像をクリックすると動画が見られます↓
本当は、「芯金」といわれる、サイズ棒に入れて丸くするのですが、
いつもどおりに特殊なペンチで丸くします。簡単そうに見えるでしょ?
ある程度丸くなれば、いらない部分を切り落とします。
そして、切った部分をロー付けしてくっつけます。
と、まぁこれでほとんど出来上がり(^^)もう主要な作業は終了なんですよ(^^)
しかも、あんなに簡単そうに丸くしていたのに、指輪のサイズは「17号」ピッタリ!!!神業や・・・何回見ても意味が分からない・・・人間の経験とはここまでの事が出来るんですね(@o@;) |
あとは削って削って、磨いて磨いて!!
| もう8割がた終了です(^^;)ちょっと早すぎ・・・といってもここからが肝心。寸法に合わせて削り、ピカピカに磨く作業だからです。 |
↓下の画像をクリックすると動画が見られます↓
| 指輪の面やサイドの部分を荒ヤスリで削ります。動画では音が出ないのですが、凄い音なんです。しかも、削った指輪を水につけると「ジュッ!!」って音がなるほど熱くなってるんです! |
ある程度削ったら、寸法を測ります。父はだいたい手で分かるようですが、
しっかり計らないといけないので、ノギスといわれる道具を使い、幅を3.3mmに合わせます(^^) |
↑上の画像をクリックすると動画が見られます↑
| だいたい寸法が合えば、指輪の内側をリューターで磨きます。これも熱くなるので水で冷やしながら作業します。 |
次に指輪の内側の端っこを、指辺りを良くするために丸く削ります。凄く力がいるんですよ(^^;)
↑上の3枚の画像をクリックすると動画が見られます↑
あとは細かいヤスリで、面やサイド、内側を綺麗にしていきます。
| こんな感じで、あとはバフでの磨きのみとなりました(^^)ここまでメチャメチャ早いんですよ(^^;)写真や動画を撮るスピードが追いつかないんですから(^^;) |
バフで磨き、洗浄器にかければ出来上がり(^^)
バフといわれる磨き専用の機械で、指輪の面、内側、サイドを綺麗にしていきます。
大変技術のいる作業で、しっかりと持っていないと指輪が吹き飛ばされます(^^;)バフが終わると洗浄器で余計な油やコミを落とします。めがね屋さんとかに置いている機械と同じですが、超音波の振動が細かく、10分ほどで水が暖かくなるんですよ(^^) |
↑左の画像をクリックすると動画が見られます
右上の画像を見てもらえば分かると思いますが、指輪が光っているでしょ?(^^)
指輪に命が吹き込まれて目覚める瞬間なんですよ!!
お待たせしました。出来上がりです(^^)
洗浄器から取り出した指輪は、本当に出来たてホヤホヤなので、湯気が出ているほどです(笑)

こんなシンプルな指輪に、これほど細かい工程があるんです。ジュエリーがどうしてあんなに高いのか?
多くの方は、ダイヤモンドの原価やプラチナなどの地金が高いからとお思いでしょう。
しかし、もちろんその原価なども高いことは事実ですが、こんなに小さい指に収まるくらいの指輪にもの凄くの多くの工程があり、宝石職人さんの経験と技術が「ギュッ」っと詰まっているからなのです。
せっかくの高価な材料も出来上がりが悪ければ全て台無しですからね(^^;)宝石職人の息子としては、そんな事を、頭の隅っこに入れておいて頂ければ嬉しいですね(^^) |
この商品に興味がおありのお客様へ・・・
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このシンプルな「平打ち結婚指輪」ですが、今回は「リングサイズが17号、幅3.3mm、厚み1.3mm」の指輪を作りました。
しかし、この指輪はリングサイズはもちろん、地金、横幅、厚みの全てを、お客様のご指定どおりに作る事が出来ます。厚みに関しましては「1.3mm」ほどが最低推奨数値ですが、その他はどんな物でもお作りできますし、可能でございます。
もし、ご興味がありましたら、どんなサイズでもお見積もりいたしますので、どんどん「お問い合わせ」くださいませ(^^)
とりあえず、今回のこの「幅3.3mm、厚み1.3mm」の指輪の商品ページは「こちら」になりますので、ごらんくださいませ。 |
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