当店の宝石職人(父です)が心を込めて作る、婚約指輪(エンゲージリング)・結婚指輪(マリッジリング)などのブライダルジュエリーの販売をしています。
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ブルガリの婚約指輪

創業は1881年。1879年、ソリティオ・ブルガリというすぐれた銀器職人がトルコの圧政を逃れてギリシャからイタリアに渡り、1884年にローマのヴィア・システィーヌに最初の店をオープンしました。やがて、ジョルジョとコンスタンティーノの2人の息子がジュエリーの創作活動を始め、色の美しいボリューム感のある「ブルガリ・スタイル」を完成させました。

コンスタンティーノは骨董品の収集家でもあり、「イタリアの金細工・宝石・金銅細工」を編集しています。ジョルジョはジュエリーデザイナーで、ダイヤモンドのパープル、黄色、あるいはピンクといった独特の配色、半貴石のトパーズやペリドット、トルマリン、アメジストの隣に脇役のようにエメラルド、ルビーなどの貴石を置くといった、それまでには考えられなかったような大胆な組み合わせでカボッション・カットを使ったデザイナーとして知られます。この独特な組み合わせこそがブルガリ・スタイルの典型といえるものです。

そして、その子どもたちパオロとニコラが3代目を継ぎ、1984~85年パオロ・ブルガリがグループの会長に、ニコラ・ブルガリが副会長に。そして二人の甥であるフランチェスコ・トラーパニが社長に就任して現体制が整います。

パーツをいくつも組み合わせることで生まれたボリューム感あふれる構築美、半貴石をあくまでデザインの一部として埋め込んだジュエリーは、以後もブルガリならではのスタイルとして継承され、さまざまなコレクションが誕生しました。

2つのハートをモチーフにしたゴールドのジュエリーにパヴェダイヤモンドをあしらった「ドッピオ・クオーレ」や、ゴールドとダイヤモンドをあしらった高級ウォッチ「トリカ」を経て、ガスチューブにインスパイアされたジュエリー&ウォッチコレクション「トゥボガス」が登場。1980~90年代に人気を博した「トゥボガス」のコレクションでは、とくに時計に注目が集まりました。

こうしてローマの古典主義、イタリアのルネッサンス、ギリシャ文化の融合といえる鮮やかなブルガリ・スタイルは「ジュエリーの印象派」と呼ばれ、独特のスタイルを持つ世界的に有名な宝飾店としてその名を高めました。

アンディ・ウォーホールは生前に「ローマに来ると、私は必ずブルガリを訪れます。ここは現代技術の最も重要な美術館ですから」と語ったといいます。

1997年「XL(エクセール)コレクション」が誕生。続いてブルガリの顔として定番化した「ブルガリ・ブルガリ」コレクション(1997年)などを発表し、ジュエリーのバリエーションをさらに豊かにしました。現在では時計をはじめ、香水、スカーフ、アイウェア、ホームウェア、バッグ、ホテル業とブルガリは総合ブランドとしての地位を確立しつつあります。

色の美しいボリューム感のある「ブルガリ・スタイル」は、日本においてもかつてのイタリアンゴールドジュエリーのブーム全盛期に大変な脚光を浴びました。

しかし、日本人にはその大胆な色使いとボリューム感が、実際に着けてみるとあまり似合わないというケースも少なからずあったと思われます。現在のブルガリは、ホワイト系の地金にメレダイヤを組み合わせたものや巧みなロゴあしらいなどで、ライトでスタイリッシュな量産型デザインに重点をおいているようです。


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