100万円の指輪でこっちがビビってしまった事とは?

ちょっと前の日記で「100万円の婚約指輪のお問合わせでビックリした事」を書いたんですけど、実は多くはないけど100万円レベルの買い物をする方は結構大胆でこっちが「大丈夫ですか??」って聞きたくなるような事があります。
電撃的な注文スタイル!
ある日、家で仕事をしていると電話が。
お客さん:「もしもし、宝石屋さん?インターネットで見たんやけど、注文どうしたら良いん?」
ボク:「え?あぁ、ご注文ですか?ショッピングカートから決済してもらっても大丈夫ですし、この電話でも良いですよ。」
お客さん:「あ〜そう。じゃあこの電話で頼むわ。ほんでな、来週の金曜日に欲しいねん。」
ボク:今日は木曜日・・・「金曜日ですか?商品はどれが希望でしょうか?」
お客さん:「え〜とな、→ 1カラット版:6本爪サイドメレデザインの婚約指輪ってやつがええねん。シンプルやけど豪華やろ?」
ボク:「そうですね。分かりました・・・ダイヤモンドのグレードは希望ありますか?」
お客さん:「ダイヤのグレードは分からんねん。だから100万円で作ってや。」
ボク:「100万円ですか!?それぐらいならグレードはこれくらいになりますよ?良いですか?」
お客さん:うん、えーよ。でな、来週の金曜日に出来そう?」
ボク:「なんとか・・・間に合わせますけど、うち・・・先にご入金をしてもらってから製作を開始するんですよ。」
お客さん:「あぁ、大丈夫。今パソコンの前におるから振込先教えてや。」
ボク:めちゃくちゃ展開早いやん・・・「え〜と・・・振込先は〜〜〜になります。」
お客さん:「分かった、ちょっと待ってや・・・」
一気に入金確認!
数分後・・・
お客さん:「よっしゃ、いけたで。確認してや。」
ボク:マジか・・・「分かりました、確認するんでちょっと待ってくださいね・・・おぉ、入ってました!ありがとうございます!」
お客さん:「そうか、じゃあ頼むわ。送る住所やねんけど・・・・・・でよろしく。」
ボク:「わかりました!大急ぎでやります。で、ちょっと聞きたいんですけど、うちで良かったんですか?しかもいきなりこの場で振り込みなんて。」
お客さん:「あぁ、前に見てしっかり作ってそうやし、信用できそうやん。兄ちゃん嘘つきそうになかったし対応も良かったしな。何より急ぎでも対応してくれそうやん。」
ボク:「そうなんですか。ありがとうございます。あまりない事ですし、100万円ですから大丈夫かと思って。。。」
お客さん:「うん、大丈夫大丈夫。信用してっから(^^)」
信用してるから。その一言で頑張れます
こんな時は不思議な気持ちになります。会ったこともないし初めて話したのにいきなり信用してもらえるなんて変な気分になるんですけど、お客さんはボクのネットショップの全てをくまなく見ているようで信用してくれたようです。
あまりの勢いでビビってしまったんですけど、「信用してるから」と言われると凄く嬉しくなります(^^)
電話を切ってからは何から何まで大忙しで急ぎに急いで、無事に納品をしました。あんなに焦ったのは久しぶりです。それにしても・・・今までこういったお客さんが何人かいてまた書こうと思うんですけど、どういう訳だか・・・
全員が全員関西人!
これにはビックリ(^^) 実は関西の人はネットショップでの依頼は少ないんですけど、面と向かっての対面販売や電話での問い合わせ率が異常に高く、信用したら一気に注文するといった傾向が多いです。
関西圏の人はまだまだ人情味があるって事ですね。そういうボクも関西の人間なのでちょっと嬉しくなりますね(^^)