十分では不十分
時を超えて愛される、耐久性のあるデザインを。
十分では不十分 ── ブリリアントジュエリーが追い求める、シンプルの美学
ブリリアントジュエリーのデザイン基準は、常に「シンプルでクリーン」。派手さや装飾に頼らず、素材と構造そのものの美しさを引き出すことを目指しています。
技術的な完成だけでなく、身につける人の安心や信頼までを含めて初めて“完成”と呼べる。 その考えのもとに、私たちは一つひとつの指輪を丁寧に設計しています。
完璧を追うことと、伝わることのバランス
私は完璧なプロダクトを目指しています。けれど、独りよがりな完璧主義にはなりたくありません。お客様に“伝わる完璧”であること──それが本当の完成形だと考えています。
ブリリアントジュエリーの指輪は、見た目の美しさだけでなく、長く身につける中で感じる安心感・信頼感を大切にしています。
職人の血と、心を整える家系から受け継いだもの
父は宝石職人で、母方の祖父は大工職人でした。やがて祖父は大工を辞め、僧侶となりました。形を作る仕事から心を整える仕事へ──その生き方は、私の中でひとつの指針になっています。
知らないうちに、私もまた“整える職人”になっていました。父が金属を削り、祖父が心を磨いたように、私は構造や言葉を整えています。ブリリアントジュエリーのデザインもまた、ひとつの工房であり、修行の場のようなものです。
静かな美しさを、一生のかたちに
シンプルとは、派手さを捨てることではありません。最小限の線と面の中に、最大限の意志を込めることです。
婚約指輪は、一瞬のためではなく一生のためのデザイン。流行や装飾よりも、時間に耐える構造こそが何よりも美しい。それが、ブリリアントジュエリーが守り続けている価値観です。
「十分では不十分」── 職人としての信念
私が信じている言葉、それが「十分では不十分」。どんなに満足できる仕上がりでも、どこかにまだ伸びしろがある。そのわずかな余白こそが、職人としての誠実さだと思っています。
これからも、派手さではなく、精度と誠実さで勝負していきたい。そして、時間が経つほど静かに強く美しい指輪を作り続けていきます。ブリリアントジュエリーは、そのための場所であり、私自身の工房です。