婚約指輪で使うダイヤモンドのカットグレードはどれがオススメ?

ボクが宝石業界に入ったのはもう20年以上前の話です。
その時はダイヤモンドを多くは扱わなかったのですが、数年が経った頃からダイヤモンドも多く扱うようになりました。
その時にダイヤモンド屋さんから教わった事があります。それは、
ダイヤモンドはカットが命!
ダイヤモンドの輝きに繋がるカットグレード
という事でした。ダイヤモンドは4Cが重視されるのですが、それぞれ「カラット・カラー・クラリティ・カット」があります。
その中でもカットが1番重要という事を教えてもらいました。どういう事かというと、カラットはもちろん大事なのですがカットが1番ダイヤモンドにとって重要な「輝き」に直結するというのです。
例えば、1カラットや0.3カラットで、カラーがDカラー、クラリティがVVS1というとても良いグレードでもカットグレードが付かない場合はそれだけで価値が高いダイヤモンドとは言えません。
そいういった場合は、無理を言ってでもカットグレードの良いダイヤモンドを用意してもらった方が良いでしょう。 カットグレードはエクセレントカットが最高です。それであれば本当の最高の輝きになるでしょう。
ダイヤモンドはグレードを重視しない。
もう1つ例を挙げると、カラーグレードがFカラー、クラリティがVS2でカットグレードがエクセレントカットの場合、先に上げたグレードのダイヤモンドより輝きは間違いなく良い輝きになります。
それくらいダイヤモンドにはカットグレードが重要なのです。
ボクのようなプロが本当にオススメするのはそういったダイヤモンドです。
その方が価格を抑える事が出来て輝きも良い指輪が製作出来ますよ。
という訳で婚約指輪で使うダイヤモンドで1番大事な事はカットグレードですね。
そうは言ってもDカラー、VVS1のエクセレントカットの方がキレイなんですが、出来れば肉眼で比べてみるのをオススメします。
ダイヤモンドは肉眼で見る事をオススメします。
ダイヤモンドは実際に見たらひと目で分かります。それが1番良いダイヤモンドを見つけるコツです。
なぜ、他のグレードを差し置いてもエクセレントカットをオススメするかというと、どのダイヤモンドと比べてひときわ輝くからです。
それがダイヤモンドにとっても重要なのです。
誰にとってもダイヤモンドは光り輝くものですよね?でも、それにはエクセレントカットが必要です。
比べてもすぐに分かるほどの輝きがエクセレントカットにはありますから。
プロは何を差し置いてでもエクセレントカットです。
婚約指輪で使用するダイヤモンドにはエクセレントカットをオススメしますし、そういったダイヤモンドを使って欲しいですね(^^)