1カラットは永遠の憧れですが・・・


1カラットダイヤモンドと言うのは、女性ならば、「いつか手に入れてみたい」や「一度でいいから見てみたい」「永遠の憧れ」といった感じでしょうか?

ボク自身、仕事では1カラットやそれ以上の大きさのものを実際に販売したり仕入れをしたりと、一般よりは目にする場合も多いのですが、それ以外では全く手にすることも、ましてや自分の奥さんにも贈った事はないのです・・・実は・・・結婚20年を期に贈りました(^^)

やはり1カラットというのは相当な買い物なのです。

男性からしてみれば、「婚約者には最高のダイヤモンドとして1カラットを贈りたい」とか「大きければいいのかどうなのか?」「高すぎないか?」「1カラットの指輪を贈るとしても、どんなデザインやどんなバリエーションがあるのか?」「正味の話、どれがいいねん?」など色々な意見があると思います。

ダイヤモンドのグレードに左右されないで欲しい


1カラットとなると品質によって価格は色々です。でも、ボクがずっとこの業界で過ごしてきて思うことは、

「1カラットに限らず、ある一定の条件をクリアーすればグレードにこだわらなくて大丈夫」

ということですね。

ある一定の条件とは、実際に見た時に綺麗と思える石ならば十分なのです。正直な話でいうとグレードにこだわらなくてもダイヤモンドは綺麗な物ですし輝いています。素人ではカラーやクラリティなど判断は難しいですし、ボクでもなかなか難しいのです。

今までブリリアントジュエリーで購入して頂いたお客さんから、最低限の50万円の1カラットの婚約指輪を選んで購入していただいたお客様からメールを頂くことがありますが、「本当に綺麗です!」「あまりに綺麗さに感動しました!」「この輝きでこの価格は安すぎます!」と言われます。

もちろん、グレードにこだわり購入される方もいらっしゃいます。確かにとても綺麗ですしそれはそれで正解なのです。
ただ、気持ちを込めて贈る婚約指輪である限り、グレード選びだけで終わって欲しくないというのがボクの本心であります。

ちょっと長くなりましたが、今から簡単に1カラットのダイヤモンドはどういったものなのか?という説明と、ブリリアントジュエリーが用意する1カラットのダイヤモンドについて説明しようと思います。

1カラットのダイヤモンドの希少性


採掘される天然ダイヤモンドの原石は、大きいものほど、採掘量が絶対的に少なく、希少価値がぐんと高くなります。それによって売買される価格も左右されることになります。

大きさが2倍の場合、価格は2倍ではなく、それ以上となるので、カラット数が大きければ大きいほど、価値が上がり、1カラット当たりの単価も上がるということです。

つまり、1カラットが仮に 50 万円なら、2カラットは 2 x 2 x 50 = 200 万円、3カラットは 3 x 3 x 50 = 450 万円といった具合です。

一般的にカット済みのダイヤモンドはダイヤモンド原石の半分程度の大きさになると言われています。現在大粒のダイヤモンドは、ダイヤモンド原石からあまり効率よく採れなくなってきています。

ボクは実際に原石を見た事がありますが、やっと手に持てるほど凄く大きかったのですが、カットされたあとのダイヤモンドは1カラットにも満たない大きさでした。
なので、ラウンドブリリアントカットの1カラットのダイヤモンドと言うのは採るのが本当に大変なものなのです。

ブリリアントジュエリーが用意している1カラットダイヤモンドのグレード

1カラットは約6mmと大変大粒ですから、大きいダイヤモンドほど光を取り込む量が増えるので輝きが増します。

ダイヤモンドの4Cにこだわりすぎると本来の婚約指輪選びというより、ダイヤモンド選びとなってしまいます。

大粒のダイヤモンドは、各グレードの幅が広く、上のグレードより見た目は綺麗なのにある場所にインクルージョンがあるだけでグレードが落とされたりしているのです。カーボンはあまり判定基準には入ってきませんし、ダイヤモンドの鑑定基準と言うのは、平たく言ってしまうと「消去法」となり、正確に見た目の判断というわけではないのです。

それにグレードが多少違っても、指輪のデザインや留め方などで実際の見た目は大きく変わってくるものなのです。
そこで、ブリリアントジュエリーでは多少価格に上下があるものの、50万円から最高級の1カラットのグレードである300万円までの10種類のグレードを用意しています。

  • Hカラー・SI2クラリティ
  • Gカラー・SI2クラリティ
  • Gカラー・SI2クラリティ・Goodカット
  • Gカラー・VS1クラリティ・Goodカット
  • Fカラー・VS1クラリティ・Goodカット
  • Fカラー・VS1クラリティ・VeryGoodカット
  • Eカラー・VS1クラリティ・VeryGoodカット
  • Eカラー・VS1クラリティ・Excellentカット
  • Dカラー・VS1クラリティ・Goodカット
  • Dカラー・VVS2クラリティ・Goodカット
  • Dカラー・VVS1クラリティ・Goodカット
  • Dカラー・VVS1クラリティ・Excellentカット

少し見にくいですが上記の12種類となります。

実は同じダイヤモンドグレードでも上下があり、同じダイヤモンドグレードでも実際のインクルージョンやカーボンの具合を判断し、純粋に1カラットの婚約指輪に向いている、見た目を重視したダイヤモンドを選んでいます。

他にも1カラットのダイヤモンドのグレードで選ぶ際には、カラーとカットを重視しています。クラリティも重要なのですが上のクラスになるとクラリティ(傷)はほとんど目立たなくなりますし、それよりもカラーやカットを重視した方が輝くダイヤモンドになるからです。

それから、個人的には0.3カラットのダイヤモンドの上のグレードより、表面積が大きく深さもある為、光を多く取り入れる事が出来ますので、1カラットのダイヤモンドは他のダイヤモンドより輝きが十分に感じるのです。

1カラットと0.3カラットとの大きさの違い

1カラットと0.3カラットとの大きさの違い

上の写真は1カラットと0.3カラットのそれぞれの婚約指輪大きさの比較の為に参考に大きさの違いを撮ってみました。見ての通り、1カラット0.3カラットとではかなり大きさが違ってきます。

ダイヤモンドの品質は同じにしてありますので、大きさもそうですが、輝きの違いが凄いのです。といっても、0.3カラットの指輪のダイヤモンドグレードは「D-VS1-Good」と決して悪くないのです。

それに1カラットの枠は専用に作っていますので、アームの太さなども全く違います。ですから、指輪の重量感も違ってきます。
どちらが良いのか?それは、予算や品質の希望によって色々と変わってくると思うのです。年齢や経験によっても変わってくるでしょう。

1カラットの婚約指輪の良さ

予算や品質の希望によって色々と変わってくると思うのです。年齢や経験によっても変わってくるでしょう。

個人的にはその時の出来る限りの予算で用意すれば良いと思いますし、その為のお手伝いが出来ればと思っています。 2人で納得した意見であれば問題ではないと思っています。

2人で導き出した答えが正解です。

せっかく一生使う婚約指輪ですから後々悔いの残るような購入はして欲しくありません。 1カラットのダイヤモンドはそう簡単に手に入る訳ではありませんし、グレードに関わらず輝きは最高です。

ボクが答えを持っているわけではありません。その手助けをするだけですのでボクを上手く利用していただければと思います。
いつでも→ お問い合わせなどで何でも気になる事や分からない事などを聞いて頂ければと思っています(^^)