婚約指輪にルビーを使いたい。

ルビーはピジョンブラッドが有名です。
カラーストーンの中でも、女性を中心に根強い人気を誇っているのがルビーです。この美しい赤の色合いが最高のルビー色を意味する、
「ピジョン・ブラッド(鳩の血の色)」
です。ピジョン・ブラッドは、紫外線を当てると鮮烈な赤がほとばしるのも特徴です。
情熱的な赤色に輝くルビーは燃え上がる恋愛の真っ只中の二人の気持ちを象徴しているかのよう。婚約指輪としてもふさわしく、華やかさに溢れたカラーストーンと言うことができますね(^^)
そんなルビーは、ダイヤモンドより古い人類との歴史を持っています。旧約聖書のなかで、ダイヤモンドという言葉は登場していませんが、ルビーはソロモン王の言葉の中に何度も使われていることからも人と長い歴史をともにしてきたカラーストーンなのです。
ルビーの産出国
ルビーの情熱的な赤色は、産出する国によって微妙に色合いが異なる事も覚えておきましょう。
最高の色合いのルビーは「ピジョン・ブラッド」と形容されています。訳すと< b>「鳩の血」の色という意味合いですが、柔らかい色合いで、やや紫がかった美しい赤色のルビーのことを指します。
このピジョン・ブラッドのルビーをはじめにとして、良質なルビーを世の中に送り出しているのがビルマ(ミャンマー)です。世界を代表するルビーの産地として考えられています。
ビルマ産ルビーの次に盛んに産出されているのがタイ産ルビー。タイ産ルビーの特徴は、ビルマ産と比べるとやや黒味がかった赤色をしていること。その為、ピジョン・ブラッドに対して、「ビーフ・ブラッド」と形容されています。
東南アジアでは、他にスリランカ産のルビーもあります。可愛いイメージのある明るい赤色のルビーを生むことで有名で「チェリーピンク」のルビーと形容されています。
他の地域ではベトナムやアフリカのマダガスカル、タンザニア、ケニアでもルビーを産出しています。
ルビーを婚約指輪や結婚指輪に
ルビーは婚約指輪としても珍しくはなく、昔はよく使われていました。「ルビーの指輪」という歌が流行っていた頃です。
ボクは小さかったので歌しか知りませんでしたが、両親に聞くと飛ぶように売れたそうです。
近頃ではその時に結婚した夫婦の娘さんなどが、その時の石を使い婚約指輪として復活してきています。
綺麗な石も多いですし、濃くて深いレッドは何とも綺麗ですからね。
デザインで多いのは、どうしても両サイドにメレダイヤを留めたシンプルなデザインが多いです。どのカラーストーンでもそうですがそのデザインが1番綺麗に宝石を輝かせるからだと思います。それにずっと持っていても飽きる事はありませんからね。